DATA ANALYST データアナリスト 藤田俊紀 Fujita Toshinori 2019年中途入社 DATA ANALYST データアナリスト 藤田俊紀 Fujita Toshinori 2019年中途入社

Q.1あなたの仕事について教えてください。

データ活用を通じてクライアントのマーケティングを支援することが私たちの仕事です。たとえば購入履歴を分析して将来大きな売上につながる顧客属性を特定したり、ウェブサイトの行動ログを分析して訪問者の購入意向を高めているコンテンツを見つける、といった業務にあたっています。アナリストは分析にかかりきりだと思われがちですが、データを蓄積するための仕組みを整えたり、データから得られた知見をプロモーションに反映させたりなど分析の前後で果たす役割も増えています。広告会社の中では新しい職種のため試行錯誤の連続ですが、テクノロジーの進化とともに日々できることが広がっている分野でもあり、楽しくやりがいのある仕事だと感じています。

藤田俊紀

Q.2仕事をするうえで大切にしていることは?

なるべくシンプルな手法で分析を行い、シンプルなメッセージを組み立てることを大切にしています。私たちの提案はクライアントに伝えて終わりではなく、具体的な打ち手を通じて成果を上げることがゴールです。それらが実行に至るプロセスには外から想像する以上に多くの人が関わっており、その中で私たちが直接思いを伝えられるのはごく一部の方々です。そのため提案を受け取る人が自信を持って周囲に説明でき、誰が見ても同じ結論に辿り着ける明瞭さが重要になります。ときには複雑な分析手法を選ぶこともありますが「棒グラフを比べるだけで一目瞭然!」といえるような切り口を見つけられるように心がけています。

Q.3悩んだり、失敗したエピソードは?

先ほどの話とも関連しますが、分析結果をどうアクションに結び付けていくのかが常に大きな課題です。私は中途採用で未経験の状態で転職してきたため、入社当初は新しいツールや分析手法を次々と試すことに夢中になっていました。角度を変えてデータをいじり続ければ細やかな課題は際限なく見つかりますが、クライアントが本当に知りたいことは「次にするべきことは何か?」であり、たくさんの分析結果を並べても明確な打ち手が提案できなければ期待に応えることはできません。このような失敗を繰り返す中で、動かせるレバーから逆算して分析を設計する、という姿勢を徐々に身に着けていきました。

Q.4入社してから一番「成長した!」と思ったことは?

自動車メーカーのCRMプロジェクトに携わる中で、データの質を高めることの重要性を学びました。高単価商材は長い検討期間が伴うため、広告やウェブサイト、メールマガジンといった顧客接点での反応を分析し、購入の決め手となったできごとを見極めることが不可欠です。初期段階では各接点から得られるデータを個別に分析していたため、成果につながる要因を特定するには不十分でしたが、私たちは長い時間をかけて断片的な行動データを接続し、購入プロセスの全容を把握できる仕組みを構築しました。これによってお客さまの行動パターンをより明確に示すことができ、改善プランも具体化しました。大量のデータが利用可能な環境であっても、まずデータの質を重視し、分析の勝算を高めることが大切だと感じています。

Q.5東急エージェンシーを選んだ決め手は?

面接を通じてさまざまな経歴のメンバーが集まっている今のチームに惹かれたことが決め手になりました。私たちのような職種は生まれてから日が浅いため、新卒から一貫してデータ分析をやっているメンバーはそれほど多くありません。先輩達もプランナーやエンジニアなど、ほかの職種から転向してきたメンバーが多く、各々の強みを組み合わせながらプロジェクトに取り組む日々はとても充実しています。会社全体では事業会社や起業経験を経て当社で働くメンバーも多く、少しずつ違った仕事の仕方に触れられることも今の職場の魅力だと思います。

Q.6就活生にひとこと!

当社は1000人という規模だからこそ一人ひとりのスキルが伸びる会社だと考えています。適度にお互いの顔が見えるため個々人の考え方や得意分野を把握でき、リードする仕事と任せる仕事が自然と決まっていくことで、成果に直結する部分に集中することができています。また自分達のチームは少人数ゆえに各々が先頭に立つ機会にも恵まれています。新しいメンバーの育成においてもまずは仕事の型を覚えてもらいながら、なるべく早い段階で責任の範囲を広げていくなど、自走しながら成長できる環境づくりを心がけています。

藤田俊紀

僕が描く「あたらしいページ」

企業のデータ活用においては分析の巧拙だけではなく仕組みづくりの重要性が増しています。データが持つ可能性を引き出すためには専門的な部署の限られたメンバーだけがデータを扱うのではなく、すべての社員が自分達の課題に応じてデータを取得し、分析を行える環境が必要だと考えています。多くのクライアントも東急エージェンシーもまだこの進化の途上にあり、たくさんの成長余地があります。これから入社される皆さんとともにさらに技術力を高め、データが活躍する場面を広げていくことが私の目標です。

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