Q.1あなたの仕事について教えてください。

前職はPR会社で統合プランナーとして働いていました。学生時代ツイ廃だった経験を活かし、SNSでの反響を逆算したプランニングを得意としていました。一方で、そういったプロモーションは反響効果が高い分、消費されるスピードも早いというジレンマもありました。心に残る、心が動く映像企画や純広告の企画を体得しないと、芯の太い企画ができないと感じ転職を決意。今に至ります。現在は前職の経験を活かし統合プランナーを名乗りつつ、CMやWebCMの企画もしています。

Q.2仕事をするうえで大切にしていることは?

これは性分に近いんですが、「疑っていく」ことです。これで面白くなるのか?世の中はつぶやいてくれるのか?クライアントの課題感をクリアできるのか?などなど、企画を考え、実装してからも疑い研磨する時間を大事にしています。一見わかりやすく一言でパッと理解できる企画って、チームでの細やかな積み上げと謙虚な姿勢があってこそ生まれると思うのです。実は前職の新卒時代に慢心から失敗した経験があり、本当に誰も幸せにならなかった仕事がありました。その経験以来、冷静に疑い、積み上げることを大事にしています。
Q.3悩んだり、失敗したエピソードは?

悩みも失敗も前職でとことん経験したので、今はすべてありがたいなと思うばかり。強いて挙げるなら、転職後1発目の案件を1人で企画することになったことですかね。しかも、自分のプレゼンはたった15分という稀な提案でした。クライアントのために企画しつつ、東急エージェンシー社内に対する自己紹介としても考えなきゃいけない。その後、この案件に関わっていなかった局長から「資料を見たぞ、いい提案だったな」と言われた時は、「この会社は自分のことをちゃんと見てくれているんだな」とうれしくなったし、1回1回が勝負所だなと気を引き締め直しました。
Q.4入社してから一番「成長した!」と思ったことは?

企画の深度です。ある案件で、「やっと実施できる!」と思った矢先に企画が白紙になり、予算は4倍、大物芸人を使った企画に変更!という珍事件が起きました。時間もない上に、大物芸人のキャスティングだけが先に決定。その方々については詳しくなかったため、チームで深掘っていきました。書籍を3冊読み、ラジオを聴き漁り、ラジオリスナーにもインタビューするなど徹底した結果、企画はファンが熱源となって拡散、商品の売上も好調に推移。深掘ることの重要さを痛感したし、この案件の前後でその姿勢は大きく変わったと思います。
Q.5東急エージェンシーを選んだ決め手は?

前職時代に東急エージェンシーの案件チームに加わらせてもらうことが何度かありました。
その際、外部の若手のプランナーにも関わらず、提案から入らせてくれたこと、年代問わず企画をよくするために議論を重ねるメンバーばかりだったことが決め手になりました。
次の「広告」というステップは、このメンバーとやってみたいと強く思いました。
Q.6就活生にひとこと!

東急エージェンシーは、「渇いている人」が多いことだと思います。ネガティブな意味ではなく、特に中堅、若手のメンバーですが、決して現状に満足しない姿勢を持っていると感じます。メジャーリーグで毎年優勝するようなチームではありません。でも、だからこそ、虎視眈々と努力し、チャンスがあれば手を挙げて、結果を残すために行動する人が多い会社です。そしてその行動と結果を見てくれる会社です。熱量のある人にぜひ門戸を叩いてほしいと思います。


わたしが描く「あたらしいページ」
CM企画とコピーが今の強化テーマです。広告嫌いの時代ですが、逆に面白くて目立つ広告は記憶に残るし、好かれると思います。なので、世の中で好かれ、ひろがる広告作りの力を磨きたいです。また、人として美しい人でありたいと思います。目標へ努力できる人、ありがとうやごめんなさいが言える人、今日のご飯を考えて作れる人、家族や友人を大事にできる人、そんな美しい人に、自分も近づけるよう励んでいます。…すみません。嘘つきました。今日もUberでバカ喰いをしてしまいました。今日?明日から、はい、明日からがんばります!
一日のスケジュール

