社会医療法人宏潤会 DAIDO MEDICAL SQUARE 「ナナちゃん人間ドックデビュー」 はじめての体験で、記憶に深く刻み込む

社会医療法人宏潤会 DAIDO MEDICAL SQUARE 
「ナナちゃん人間ドックデビュー」 
はじめての体験で、記憶に深く刻み込む

がん検診に行く人が、
少しでも増えるように

DAIDO MEDICAL SQUAREは、名古屋にオープンした働く人のための健診施設。その認知拡大のために、名古屋で有名な「ナナちゃん」を活用した。「ナナちゃん」とは、51年前から名古屋駅前にある巨大な像のこと。つまり、彼女は51歳でターゲットのど真ん中。名古屋で有名な像を「がん検診を受けたことがない一人の女性」ととらえ、「人生初の人間ドックデビュー」として、ナナちゃんのレントゲン姿を初公開した。

服を着せる媒体なら、
脱がしてみよう

ナナちゃんが着ている洋服は広告媒体にもなっている。あらゆる企業が素敵な洋服を着せている中で、全身タイツのような特別レントゲンスーツを作成し、体の中まで丸見えになったナナちゃんを実現。51年間、名古屋の人たちに愛され続けてきたナナちゃんを「見たことのない姿」にしたことで、地域の人たちに大きなインパクトを与えることができた。

「見たことない」は記憶に残る

人生で初めて行った場所、初めて体験したこと、希少性の高い出来事は記憶に残るもの。オープンしたばかりの誰も知らない健診施設を多くの人の記憶に残すために、まず「誰も見たことのないもの」をつくると決めた。ナナちゃんをターゲットの一人として活用することを決めてからも、ナナちゃん史上一番インパクトのあるものを目指した。

変なナナちゃんは、
社会をちょっとだけ変えた

ナナちゃんが公開されたタイミングからすぐにXで火がつき、約15,000件のいいね!と5215件の投稿を獲得。テレビやWEBニュースでも取り上げられ、SNS上ではがん検診の大切さを感じた投稿が見られるなど、施設の認知だけでなく、世の中に対してがん検診について考えるきっかけを与えることができた。

Kabe Tatsuhiko 加部 達彦 クリエイティブディレクター

Kabe Tatsuhiko
加部 達彦クリエイティブディレクター

教えて!“成長の1コマ”

面白いアイデアを実現させるには、さまざまなハードルがあると思います。しかし、粘ることはいくらだってできる。当たり前ですが、あきめなければ必ず面白いものができると改めて学びました。

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