STORY CREATED WITH CLIENTS クライアントチーム STORY CREATED WITH CLIENTS クライアントチーム

広告会社のシゴトの中核は、なんといってもクライアントに向き合うこと。東急エージェンシーが長年並走しているクライアントのひとつに、誰もが知る大手外食チェーンがある。さまざまな部署のメンバーが関わる“ワンチーム”の中から、代表して4人の若手社員に話を聞いた。考え方や得意領域が異なるからこそ描ける、ひとつの大きな物語を覗いてみよう。

Q.1チームにおける、皆さんの役割を
教えてください。

堀田 尊

堀田 尊ビジネスプロデューサー(営業)

僕は営業として社内外の人をつなぎ、進行を統括するプロデューサーをしています。特にこの大手外食チェーンのクライアントチームでは、長期的なパートナーとしてしっかり並走できるように「チームの誰よりもクライアントやその業界に詳しい状態」であることも自分の役割だと感じています。

山田 晶子

山田 晶子ストラテジックプランナー

ストラテジックプランナーとして、広告の戦略を立案しています。この仕事では、年間を通して事業戦略に関わる部分までお手伝いさせていただいています。 また市場調査も主な業務のひとつで、「誰が、なぜ食べに来ているのか?」ということについて調べたり、新しいメニューを開発するにあたってのニーズを探ったりしています。実際に、私たちが担当させていただいた調査から生まれたメニューもあるんですよ。

榛村 建人

榛村 建人デジタルメディアプランナー

デジタルメディアのプランナーとして、予算と目的に沿って「どんなメディアで、どんな訴求内容にすべきか」を提案しています。具体的には、キャンペーンの集客のために、店頭と連動してデジタルメディアを中心とした広告のプランニングをしています。このチームにはデジタルメディアのプランナーが7~8人ほど参加しています。ある意味、大きなチームのなかにまたチームがあるような感じなので、デジタルチームのメンバーの意見を集約したり、営業とうまく連携をはかることも自分の重要な役割だと思っています。

笹川 美潮

笹川 美潮デジタルメディアプランナー

私も榛村さんと同じく、デジタルメディアプランナーとして携わっています。基本的にはデジタル広告を軸にプランニングをするのですが、このクライアントでは頻繁に新作メニューが出るため、それにともなってたくさんのキャンペーンや施策を任せていただいている状況です。なので、営業と密に連携し、戦略から企画までいっしょにスピーディに練り上げることが多いです。デジタルチームの中でいうと、榛村さんとも得意な領域が違うので、それぞれの強みを活かしながら日々プランニングしています。

Q.2仕事をする上で、
大切にしていることは?

山田 晶子

山田 晶子ストラテジックプランナー

意図を汲み取る、意図を伝える、です。特にこのクライアントでは短いスパンでたくさんの新商品が世に出ていくので、そのひとつひとつに対して受容性や効果を測定する調査を正確かつスピーディに行わなければいけません。そんななかで調査会社や営業、クライアントなどたくさんの関係者間でやりとりをすると、どこかですれ違ってしまうリスクが高いです。言われたことをただ鵜呑みにするのではなく、なぜ?の理由を聞き、自分の考えまで伝えることでスムーズに仕事が進むと思いますし、より貢献できると考えています。大きなチームであるほど関わる人も増えるので、そこは特に意識しています。

笹川 美潮

笹川 美潮デジタルメディアプランナー

私も同じです。社外のデジタル運用会社とのやりとりも多いので、なるべく密にコミュニケーションを取れるように意識しているし、わからないことや気になったことは社内のメンバーにすぐ聞くようにしています。

堀田 尊

堀田 尊ビジネスプロデューサー(営業)

僕はメンバーの役割を明確にしながら進行するようにしています。チームに入ったばかりの頃は目上の人にお願いごとをするハードルなども感じていたのですが、あえて役割をしっかり明確化していくことで社内メンバー同士の関係値もどんどん深まってきています。そのアットホームな雰囲気のおかげで僕自身も色々なディレクションやお願いごとをしやすくなり、チームがうまく回っているような感覚もあります。

榛村 建人

榛村 建人デジタルメディアプランナー

僕が大切にしているのは、みんなが同じ方向を向いてるよね!という状況を作ることです。ほかの部署と協業するときも、デジタルチームだけで動くときも同じです。人数が多かったり立場が違ったりすると、意見のすれ違いが起きるのは当然。大事なのは、そのたびに「この議論は本当にクライアントのためになるのか?」という問いを自分自身やメンバーに投げかけることだと思っています。それを繰り返していくことで、みんながだんだんと同じ方向を向けるようになるのかなと。

Q.3このチームで、自分が「成長した!」と
感じたことは?

笹川 美潮

笹川 美潮デジタルメディアプランナー

実は新卒で入社して初めて参加したのがこのチームだったんです。社内でも特に関わっている人が多い大きなチームでしたし、長年クライアントと色々なことを積み重ねてきた歴史があるぶん、イレギュラーな動き方をすることも多くて。そのなかで自分がどう立ち回るべきなのか難しいと感じることもありました。でも経験を重ねていくうちに、「どうすればチームや提案をさらに良くしていけるか」ということを考えながら自分なりに行動できるようになりました。「あ、これはストプラに相談するとよさそうだな」と思ったことはすぐにミーティングを設定して同期の山田と意見交換をすることも。そういった部分は成長できたなと思いますね。

榛村 建人

榛村 建人デジタルメディアプランナー

僕はデジタルチームとしての連帯感が高まってきていることに成長を感じています。このクライアントのお仕事のようにさまざまな案件が同時進行するなかでは、どうしても一人ひとりが個人単位で動くことが多くなってしまいがちなんです。それでも最近は、「これ、あっちのキャンペーンで活かせませんかね?」とほかのメンバーがアイデアを共有してくれるなど、デジタルチーム全体としてより良い提案ができるようにしていこう!という流れができてきているのがとても嬉しいです。

山田 晶子

山田 晶子ストラテジックプランナー

クライアントと東急エージェンシーが長くご一緒しているということもあり、担当させていただいている私自身も、広告に限らず事業自体がどうすれば成長していけるのかについて深く考えるようになりました。ふだんはストラテジックプランナーとして「広告」のことを考えますが、もはや「コンサルティング」に近い関わり方をさせていただいているんだ、という気持ちで向き合っています。

堀田 尊

堀田 尊ビジネスプロデューサー(営業)

僕は“相手に合わせた伝え方”ができるようになった気がします。営業とは、クライアント、社内スタッフ、協力会社などさまざまな立場の人たちをつなぐ仕事でもあります。言葉ひとつをとっても、立場が違えば意味のとらえ方が大きく異なる場合もあります。例えばクライアントの意向を社内スタッフに伝える際、社内スタッフが円滑に業務を進められるようにクライアントの言葉を“翻訳”して伝えるようなイメージです。最近営業の先輩が「堀田くんは場を和ませる力があるね」と言ってくださったのですが、その場その場で相手に応じた適切な伝え方を意識しているからこそ、良い雰囲気を作ることができているのかなと嬉しくなりました。

Q.4今後、このチームで成し遂げたいことは?

榛村 建人

榛村 建人デジタルメディアプランナー

この仕事ではクライアントと密に関わらせていただいているからこそ、ほかの仕事よりも戦略部分から一緒に考えさせてもらうことが多いんです。だからデジタルメディアの知見をほかの領域に活かす、ということをもっとやっていきたいです。例えば、SNSのトレンドは僕たちデジタルメディアプランナーだからこそ精度高く分析できると思うので、それを新メニューの開発にシームレスにつなげてみるとか。そういったご提案は、このクライアントだからこそできることなのかなと思っています。

笹川 美潮

笹川 美潮デジタルメディアプランナー

すでに部署を越境して協力できつつあるなと思う一方、チーム全体で一緒に話し合う機会はまだまだ作れそうだなとも思っていて。今日の対談に参加した営業・ストプラ・デジタルメディアの三者もそうですし、それ以外の部署のメンバーも含めてチームみんながもっと自然に集まれる機会をつくっていきたいし、自分がそのきっかけになれればと思います。

山田 晶子

山田 晶子ストラテジックプランナー

笹川と同じく、もっとワンチーム感を強めたいです。そうなることで、もっとクライアントに頼られる存在になれると思うんです。とても規模の大きなお仕事なので、毎日さまざまなプロジェクトがめまぐるしく動いており、プレッシャーを感じることもあります。でもそれだけいろいろ任せていただいているということなので、贅沢な悩みだなと。この状況にあぐらをかかず、もっと結束力を高めて事業成長に並走していきたいです!

堀田 尊

堀田 尊ビジネスプロデューサー(営業)

僕たちが担当させていただいているクライアントは、数年前から売上が継続的に拡大傾向にあります。もちろんクライアントの商品力があってのことですが、広告コミュニケーションを通して僕たちが少しでも貢献できているのだとしたら嬉しいです。今後もっと心強いパートナーとして並走させていただけるよう、引き続きベストな提案を考え続けます。