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Tamura Tomohiro田村 友洋
2006年入社
クリエイティブディレクター -
Shigemoto Chihiro重本 千宙
2024年入社
ビジネスプロデューサー
(営業) -
Matsumoto Takashi松本 隆
2018年入社
プランナー
広告業界は文系の人が活躍しているイメージ?実は、そうとも限らない。東急エージェンシーには、多彩な理系出身者たちがたくさんいる。理系の研究と広告プランニングの意外な共通点とは?
Q.1理系から広告業界を選んだ理由を
教えてください。

田村 友洋クリエイティブディレクター
大学で学んでいたのは医学と工学の間のような分野で、「めまい」などの症状について画像処理で診断するという研究です。そもそも理系に進んだのは新しいプロダクトを開発したかったからで、「田村製作所」をつくるのが夢でした。そんななか大学院に進学したら、先に就職していた同級生から、広告会社が想像以上に頭を使う仕事であると聞いたんです。ビジネスのサイクルが早いというのも魅力で、だったら広告業界もアリなんじゃないか?と。「プロダクトじゃなくて、文化をつくってやるぜ!」という意気込みで入社しました。

松本 隆プランナー
僕も田村さんと似ています。昔からモノをつくって誰かに見せるのが大好きで、大学では工学部で家電製品などのプロダクトデザインについて研究していました。大学院のときに広告会社に就職している人の話を聞いて、自分がつくったものがわかりやすく世に出るっていいな、と思い東急エージェンシーに入社しました。

重本 千宙ビジネスプロデューサー
(営業)
わたしは薬学部で研究者を目指すコースに所属していました。一般的にはほとんどの学生が製薬会社に就職するコースだったのですが、薬の開発って早くても10年くらいかかるので、自分のモチベーションが続くのかどうか不安に思っていたんです。対して広告は世に出るまでのスピードが速いので自分に合っていそうだなと。また、自分の研究が心の病に関することだったこともあって、生活のなかで自然と目に入る広告で誰かの人生をハッピーにできたらいいなという思いもありました。

田村 友洋クリエイティブディレクター
す、素敵すぎる…。

Q.2仕事のなかで、理系の経験が活きた
エピソードはありますか?

田村 友洋クリエイティブディレクター
理系のほうがPDCAサイクルに慣れているのかなと。仮説を立てて実験して、課題を抽出して改善していく。これって実は現代のビジネスの構造と同じなので、そうした思考は根本的に役に立っているなと感じます。

松本 隆プランナー
僕は「打ち返し力」ですね。研究発表などで自分の考えをプレゼンする機会がとても多かったですし、そこで発表内容について理詰めされていたので…(笑)社内打合せやクライアントとのディスカッションなど咄嗟の回答が求められる場面でも、落ち着いて対応できている気がします。

重本 千宙ビジネスプロデューサー
(営業)
わたしはいま鎮痛薬ブランドの営業チームに所属しているので、大学時代に学んだことをそのまま活かせている珍しいタイプかもしれません。鎮痛薬の成分や作用機序についてもともと知識があったことは大きなアドバンテージになっていると感じています。また田村さんや松本さんと一緒で、思考プロセスや忍耐強さといった根本的な部分もすごく活きているなと思います。特に、何事に対しても仮説をもつ癖は業務に役立っていますね。
Q.3周囲から、「理系だから」と
期待されていることはありますか?

田村 友洋クリエイティブディレクター
僕の場合はまったくないですね。むしろ僕が理系出身だってことを知らない人のほうが多いかも(笑)文系と比べたときに、理系がめちゃくちゃロジカルで理屈っぽいっていうわけでもないし…。自分自身もそこはフラットでありたいなと思っています。

松本 隆プランナー
僕も同じです。理系かどうかって、周りの人からすると自分から言わない限りわからないですしね。周囲からの期待としても、自分の意識としても、「理系だから〇〇」ということはあまりないですね。

重本 千宙ビジネスプロデューサー
(営業)
わたしは逆に「理系だから」という理由でいろいろ任せてもらうことが多いです。この前も、担当しているブランドで実施した大きな調査の進行や確認をメインで担当させてもらいました。わたしの場合はまだ1年目なので、理系出身ということが周りの先輩方にとってわかりやすい個性になっているのかもしれません。そのぶん多くのチャンスが巡ってくるのでラッキーだな、とポジティブにとらえています。

松本 隆プランナー
たしかに、若い頃だとわかりやすい武器になるよね。僕も就活していた頃はけっこうアピールしてたなぁ…(遠い目)
Q.4最後に、理系の就活生に
ひとことお願いします!

田村 友洋クリエイティブディレクター
自信を持って飛び込んできてほしいです。学部や修士でひとつのテーマに対して研究を重ねて論文をつくりあげるというのは、なかなかできることじゃないと思うんです。僕自身、それをやり遂げたという経験が今も心の支えになっています。文系のほうが活躍できるイメージがあるかもしれませんが、そうとも限りません。むしろ理系の経験はめちゃくちゃ活きる業界なので、ぜひチャレンジしてほしいです。ファイト!!

松本 隆プランナー
大学時代に学んだことをそのまま活かせるのってレアなケースで、それは理系も文系も同じだと思います。広告業界は皆さんが学んできたことと全然違う分野かもしれませんが、だからといって今までやってきたことが無駄になるということはまったくないです。挑んできた過程や培った考え方は必ず活かせる場所なので、もし興味を持ってくれているなら、挑戦しちゃってもいいんじゃないかな。ファイト!!

重本 千宙ビジネスプロデューサー
(営業)
広告業界はメーカーのように特定の商材があるわけではなく、人の個性が際立つ業界なので、むしろ理系ということはとってもポジティブな強みになると思います。「理系だから活躍できないんじゃないか…」と心配する必要はありません。むしろ「理系こそ広告業界のほうが活躍できる!」って声を大にして言いたいです。ファイト!!
