SOMPO認知症サポートプログラム テレビCM「認知症」を、ひらかれたものに変えていく。
SOMPO認知症サポートプログラム。東急エージェンシーは、2018年の開始時からコミュニケーションに携わっている。2021年はテレビCMが制作された。認知症の妻グラッドと夫のビル、その家族の実際の映像を通じ、SOMPO認知症サポートプログラムが目指す「認知症になってもその人らしく生きる」というコンセプトを表現した。
ありのままの「ファクト」こそが心を動かす。
このCMのポイントは、認知症というセンシティブなテーマを脚色せず、「ファクト」を用いて描いたことだ。強い事実こそが人の心を動かし、認知症に対するイメージを変化させるはず。2018年のシリーズ開始時から大切にしている考えをもとに、このCMが認知症を話題にするきっかけになることを目指した。
会話のきっかけづくりで、認知症へのイメージを変える。
認知症を不安に思う人は多いが、対策ができている人は少ない。身近な人と話し合ったことがある人も少ないだろう。その背景にあるのが「認知症の話はタブー」という風潮。だが、認知症について話すきっかけになるCMがあれば、より多くの人が認知症に建設的な気持ちで向き合えるはずだ。
もっと話そう、認知症のこと。
このCMはクライアントから高評価され、複数の広告賞を受賞した。身近な存在となりつつある「認知症」を、恐れるだけでなく正しく知ってもらいたい。少し話しづらかった 「認知症」をもっとオープンに語り合ってもらいたい。SOMPOホールディングス担当チームは、そのきっかけになるコミュニケーションを考え続ける。
好きがチカラになった人
- 岩垣 智也 Iwagaki Tomoya ビジネスプロデューサー(営業)
仕事を通して、気持ちや物事に正直に向き合うことが「好き」です。このCMも、認知症に対してチームのスタッフとまっすぐ向き合い、本音を語り合う中でヒントを得ました。