「好き」を集めて作る、
自分だけの働き方。
あなたの仕事について教えてください。
「もっと売りたい」「もっと好かれたい」「もっとフォロワーを増やしたい」など多岐にわたるお題に、デジタルメディアを駆使して答える仕事です。ゼロから戦略を練って、企画に落としこみ、メディアプランを考えて、実施までおこないます。ほかの広告会社は、企画と実施をする部署が分かれていることも多いようですが、東急エージェンシーにはそれがありません。困難もありますが、やりがいも大きいですね。
あなたの「好き」はなんですか?
自分の「好き」を分析すると、深い好きよりも、広い好きがあるタイプだと思います。音楽では、海外のオルタナティブ、ロック、ポップ、ヒップホップまでジャンルレスで聞きます。直近だと、マネスキンのライブに行きました。映画では、A24などインディペンデント系が好きで、ほぼ毎週、映画館に通っています。お笑いだと、爆笑問題がずっと好きです。様々な分野のカタにハマっていないものが好きだと思います。最近は、パスタが気になっていて、様々な形のパスタを集めていたりもします。
「好き」から生まれた仕事エピソードはありますか?
たくさんあります!生まれてからずっと東急沿線に住んでいるので「渋谷の仕事がしたい!」と話していたら、渋谷にある商業施設のメイン担当につくことができました。「広告以外の文化的なモノづくりにもチャレンジしたい!」と話していたら、グローバルメディアの編集やアニメのカードゲーム企画・開発に携われたり、中学時代に熱中していたバスケットボールの仕事に携わったり。挙げたらキリがないほどです。「こういうことが好き!やりたい!」と発信し続けていたら、周りが、やってみる?と声をかけてくれるこの環境は有り難いです。
これからどんな仕事をしたいですか?
ぼくが他カルチャーに対して「これが好き!」と感じるのと同じような熱量で「好き!」と言ってもらえる広告の仕事をしたいです。かつて広告は、文化のひとつでもあったと思います。ですが今、その側面は弱まっている気がします。市場に対してのアプローチや課題解決が先行して、カルチャーを牽引する広告が減っていると感じます。求める効果を得られることは前提に、文化性も高い広告をつくりたいです。
東急エージェンシーを選んだ理由
元々は文房具をつくりたかったので、文具メーカーを中心に就活していました。たまたま出会った広告会社の方から「広告会社なら文房具もつくれるよ」と言われたんです。その人は、ある有名な手帳の生みの親で、広告の仕事の幅がとても広いことを知りました。そこで、自分にとって最もなじみのある東急グループの広告会社を受けて内定をもらいました。
就活生へのメッセージ
ぼくは何か1つを深く好きになるタイプではないので、そういう人を羨ましいなとも思ってしまうのですが、雑食な自分も嫌いではありません。何かを好きであることも大事だけど、まずは自分を好きになることの方が大事だと思います。誰かを好きになるように自分を好きになる。そのためには何気ない行動に着目したり、その過程で自分の意外な一面にドキッとしたり。就活期間を、自分を好きな点をとことん探してみる期間にしてみるのはいかがでしょうか。就活は、つい企業が人を選ぶ行為だと思ってしまいますが、あくまで人と人の会話です。相手もあなたの魅力を知りたいと思っているはずなので、あなたの好きな自分をしっかり伝えてあげてください!