東急歌舞伎町タワー開業プロモーション

東急歌舞伎町タワー開業プロモーション「エンターテインメントシティ歌舞伎町」を世界へ発信。

2023年4月に新宿・歌舞伎町に開業した東急歌舞伎町タワーの開業プロモーション。
従来の商業施設の開業プロモーションに固執せず、世界へ向けて新たな観光拠点「エンターテインメントシティ歌舞伎町」の魅力を打ち出せる社会的なニュースを新しく生み出した。さらに、街の歴史的文脈である水や青色防犯からの着想で、歌舞伎町の街や、街のシンボルである一番街の赤いアーチなどを青く染めることで、来街者を巻き込みながら街のイメージをより良くすることに繋げた。

「エンターテインメントシティ歌舞伎町」を世界へ発信。
「エンターテインメントシティ歌舞伎町」を世界へ発信。

歌舞伎町を青く染める。

歌舞伎町の歴史である水をモチーフに、誰もが参加しやすいアクションを設定し、生活者や関係者を巻き込んだお祭りに。さらに、オンライン上の歌舞伎町とリアルの歌舞伎町が連動し、最終的には街のシンボルが青く染まるという参加型のキャンペーンを展開した。また青色防犯の意味合いも込めて、公共物の青色装飾やブルーのライトアップを通じて、街の変化をわかりやすく視覚化し話題化を図った。

歌舞伎町を青く染める。

イメージチェンジへの挑戦と、共感の獲得。

歌舞伎町に対するネガティブなイメージが、ターゲットであるMZ世代(1981~2010年生まれ)にとって施設利用のハードルになる懸念があった。
ネガティブな印象を払拭するためには、歌舞伎町が変わっていくイメージを育むことと、施設が掲げるコンセプト「好きを極める」に共感してもらい、開業を自分ゴト化させることが重要だった。

イメージチェンジへの挑戦と、共感の獲得。

施設、街、来街者が一体となって開業を祝う。

開業をきっかけに新しい歌舞伎町への期待感や、イメージがポジティブに変わっていく姿が報じられ、直後に来訪した人々の7割以上が「町のイメージが良くなると思う」と回答する結果に。多数のメディア露出を獲得し、注目を浴びた。さらに近隣の飲食店では青にちなんだキャンペーンが自発的に開催され、街の関係者にも喜ばれるプロモーションとなった。

好きがチカラになった人

庄田 有希
庄田 有希 Shoda Yuki プランナー

「好き」なエンタメをきっかけに、さまざまな人や場所とつながることができました。本施策は、その原体験から着想を得ています。自分の「好き」を起点にすることで、生活者が何に共感して感情を揺さぶられるのか、改めて向き合うきっかけになりました。

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