部屋の機嫌で育つ“観情植物” Log Flower

部屋の機嫌で育つ“観情植物” Log Flowerクリエイティブの力で、コロナ禍のコミュニケーションを前向きに。

コロナ禍によって歪んでしまったコミュニケーションを前向きに導くため、「観情植物」という「部屋の雰囲気(感情)を吸収して育つデジタル上の植物」のプロトタイプを開発。半歩未来のアイデアを試作というカタチで世の中に発信していく活動は、 Business、Technology、Experience、Creativityの4つを軸にしたBTECプロジェクトとして次の展開をむかえている。

クリエイティブの力で、コロナ禍のコミュニケーションを前向きに。

テクノロジー×クリエイティビティの融合。

「Log Flower」は、世界で初めての「感情を吸収して育つデジタル上の植物」だ。音声解析AIで取得した感情を栄養に、まるで本物の植物のように種から苗、花へと育つ。空間から取得する感情に紐づいたオリジナルの花に育つため、唯一無二のアートとして部屋を彩る役割も。テクノロジーとクリエイティビティの融合といえる体験型アートプロダクトだ。

テクノロジー×クリエイティビティの融合。

空気から、社会を前進させる。

長引くコロナ禍によって特定の人と同じ空間で過ごす「おうち時間」が多くなり、ピリついた時間も増えた結果、様々な社会問題が発生した。人はその場の空気に影響されるが、空気を作っているのも、また人である。場の「空気」=「感情」を可視化することで、悪い空気に気付いた人の発言や態度をちょっとだけ前向きな方向に変えられるのではないか?そんな想いから「Log Flower」は⽣まれた。

空気から、社会を前進させる。

クリエイティビティの拡張が、新ビジネスの種になる。

民放テレビ局(フジテレビ、日本テレビ、テレビ東京)など多くのメディアに取り上げられ、海外アワードも受賞。東急エージェンシーのクリエイティビティを証明することができた。
今後は商品としての販売や、施設などへの設置促進を検討している。また、Log Flowerから繋がった新しいクライアントや他部署との協業でプロダクトを作る「新しいビジネスの動き」も始まっている。

好きがチカラになった人

井倉 大輔
井倉 大輔 IKURA DAISUKE プランナー / クリエイティブテクノロジスト

テクノロジーは難しいものだと捉えられがちですが、その印象を変えたいと思っています。生活の中での「体験」に組み込んだ形で世の中に驚きを与えられたことは、テクノロジーに対する経験や「好き」を活かせたのではないかと思います。

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